退職金制度の見直しと中小企業の問題解決

中小企業退職金共済制度 その3

中小企業退職金共済制度の特色

掛金の一部を国が助成

新しく加入する事業主に、掛金の1/2(上限5,000円)を1年間、国が助成します。
また、掛金月額(18,000円以下)を増額する場合には、増額分の1/3を1年間、国が助成します。

 

退職金は直接従業員へ

退職金は機構・中退共から直接、退職する従業員の預金口座へ振り込まれます。
また、事業主に対しては支払いの通知をします。
退職金は一時金のほかに、本人の希望により全部または一部を分割して受け取ることができます。

 

税法上の特典

中小企業退職金共済制度の掛金は、損金として全額非課税となります。

 

過去の勤務期間の通算やポータビリティがある

過去の勤務期間の通算、掛金納付月数の通算(企業転職の場合)、特定退職金共済制度との通算ができます。

 

毎月の掛金月額は16種類から選択

事業主は企業規模や事業内容、或いは従業員の年齢、仕事の経験度、勤務年数などに応じて無理のない掛金月額を選択できます。
掛金は5,000円〜30,000円の範囲内で16種類に設定されています。
掛金は全額事業主が負担し、従業員に負担させることはできません。

 

パートタイマーの特例掛金

短時間労働者(パートタイマー等)の従業員も加入させることができます。
一般の従業員よりも低い掛金が設定されているので加入し易くなっています。
助成額も通常の助成金に加え更に上乗せの助成金があります。

 

掛金月額の変更が可能

増額変更の場合はいつでも可能です。
減額変更の場合は従業員が同意した場合または現在の掛金を継続することが著しく困難であると厚生労働大臣が認めた場合に可能となります。
18,000円以下の掛金月額を増額する場合には増額分の1/3を増額月から1年間国が助成します。
ただし、20,000円以上の掛金月額からの増額は助成対象となりません。